整地・砂利敷き
整地・砂利敷き工事費用の目安や相場はどれくらい?種類と共に解説
現状雑木林になっている遊休地や、建物を解体した際には、その土地を一旦整地して次に使えるようにしなければなりません。
その際に必要な土木工事が造成工事における、整地や砂利敷き工事です。
整地と砂利敷きでは目的が違いますが、それぞれいずれも、何のために行うのかという目的に応じて行う工事ですので、自分自身整地や砂利敷きをする目的をはっきり定めることが大切です。
そこで、整地や砂利敷きの工事費用の目安や知っておくべき様々なポイントを、以下に詳しくご紹介いたします。
施工例①
施工例②
整地・砂利敷き工事の種類
整地や砂利敷き工事の種類を説明する前に、整地工事と砂利敷き工事とはどのような工事なのかをご紹介いたします。
整地とは
整地工事というのは、簡単にいうと土地を平らにして綺麗な状態にする工事です。同じような言葉に「更地」というものがありますが、更地というのは建物などが全く建っていない、まっさらな状態を指します。
建物が無いことを更地というので、雑草が生い茂っていてジャングルのようになっていても更地となります。
整地は凸凹の地面を重機などを使って平らにならしていくことです。また、荒地や畑などの土地を整地して綺麗にし、そこに建物を建てるという流れもあります。
整地するメリットは、以下が挙げられます。
■整地にするメリット
□ 土地を売る際に整地すると高く売ることができる
□ 整地することで綺麗な土地に見える
□ 平らな土地になることにより土地活用の幅が広がる
□ 整地することで不要な草木や凹凸がなくなる
□ 整地により水たまりができにくくなる
□ 整地してもらうことでDIYで庭の工事もしやすくなる
所有している土地の活用を考えたい場合は、まずは整地することが1番のアクションとなります。
整地をする場所というのは宅地のみではなく、山林や雑木林であることもあります。また、平坦な土地だけではなく、傾斜している土地の整地もあります。
そこで、一般的に整地にはどのような種類があるのか、以下にご紹介いたします。
①粗仕上げ(粗整地)
粗仕上げ(粗整地)というのは、整地の中で最も簡単な整地方法です。建物解体後に残っているコンクリートガラや石、木くず、ゴミ屑などを撤去して、重機で地面を均したり転圧を行う整地方法です。
簡単な整地方法といっても、業者の施工方法によりどこまで綺麗に仕上げるかの差が出る整地方法でもあります。
②砂利整地(砕石舗装/真砂土舗装)
上記でご紹介した粗仕上げ(粗整地)よりも、丁寧に行う整地方法です。細かいコンクリートガラや石、木くず、ゴミ屑などを撤去して、土地の高さをきちんと整えた後に、砂利や砕石を敷き重機などを使って転圧を行って仕上げます。
主に遊休地を駐車場用として整地したい場合に行うことが多く、その場合にはクラッシャーランという石の大きさが異なるものを使うことにより、石同士がかみ合って固定されるので駐車しやすいスペースとなります。
他、利用する砂利には玉砂利や化粧砂利などもありますが、高価な砂利ですのでやはり駐車場目的の場合はクラッシャーランまたは砕石を敷くことが多いでしょうか。
また、駐車場以外の使用目的では、地盤の表面を綺麗に見せるために真砂土や山砂と呼ばれる新設の砂を敷き均す場合もあります。
この真砂土舗装は、私有車道や庭の中の道、街路樹用土、学校の校庭などに使って仕上げる場合もあります。
③防草シート仕上げ
整地した後に雑草が生えてくるのを防ぐためには、全ての雑草をしっかりと草刈りした後に防草シートをかぶせて防草仕上げを行います。防草シート仕上げというのは、事前処理の仕方により仕上がりが大きく変わります。
石や雑草の刈り残しなどが残っているだけでも、整地した後の平らさに凹凸が発生したり、雑草が生えてきてしまって最悪な見栄えとなってしまいます。
そのため、防草シート仕上げとする場合は、しっかりとした事前処理を行うことが非常に重要となります。
なお、デコボコのないしっかりとした平地に整地するためには、草の根を取るために土をすき取らなければなりませんのでその分の費用も発生します。
④コンクリート・アスファルト舗装
コンクリート・アスファルト舗装は、整地後に砂利整地と併せて用いられる整地方法です。より平らに仕上げたい場合に選択する整地方法であり、整地方法の中で最も強度があります。
公共的な駐車場やコインパーキングにしたり、庭のアプローチに採用したりなど、用途は様々です。
砂利敷きとは
砂利敷きは、敷地に砂利を敷く工事です。直径2~5センチほどに砕かれた岩や石のことであり、様々な種類があります。
建物から前面道路までの空いている敷地に敷いたり、駐車スペースに敷いたり、犬走りといって建物の軒下に敷いたりと、様々な敷き方があります。
砂利敷をするメリットは、以下が挙げられます。
■砂利敷きにするメリット
□ 雑草が生えることを抑制することができる
□ 土よりも庭の見栄えが良くなる
□ 砂利を敷いた部分は泥で汚れなくなる
□ 駐車スペースに砂利を敷くことで車の汚れ防止となる
□ 家へ泥がはねることを防止することができる
□ 水たまりができにくくなる
□ 費用が安いのでDIYでメンテナンスすることも可能
□ 砂利は移動が可能なので後に庭のレイアウトの変更も可能
□ 砂利の音により防犯対策となる
砂利敷きをすることで、このような様々なメリットを得ることができます。
砂利敷きは予算が少ない場合によく利用される事が多い庭の工事ですが、意外とメリットが多い部分がおすすめポイントといえます。
そんな砂利敷きにおいて一般的にどのような砂利の種類があるのか、以下にご紹介いたします。
①砕石
砕石は基礎の中に使う砂利ですが、庭にしく砂利としても採用することが多くあります。他の砂利と比べると安価なのが1番のメリットです。しかし、色合いが暗いので、明るい庭にはなにくい傾向があります。細かい粒が含まれている砕石を選ぶことで、敷くとぎゅっと締まるので歩行しやすいメリットがあります。
②普通砂利
普通砂利とは、実際には普通砂利という名前の砂利はありません。そもそも砂利とは山で取れるもの、川で取れるものなど様々ですが、その地域で取れる砂利を、通称してその地域では普通砂利と呼ぶことがあります。
例えば、東海エリアでは愛知県の瀬戸や岐阜の内津、三重県の伊勢や滋賀の甲賀で取れる砂利が使用されることが多くあります。
なぜなら、砂利は運搬費が多くを占めるのですが、地産地消の砂利を使用することで費用を安く抑えることができるからです。
東海エリアで取れる砂利を関東で使用しようと思うと、かなりの輸送費がかかり、お客様のもとに行くまでにかなり割高になってしまうでしょう。その砂利はつまり、関東では普通砂利ではないことになります。
砂利敷きを安く済ませるためには、地域ごとに流通している砂利を選ぶことが重要です。
③玉砂利
玉砂利とは、文字通り丸みを帯びた砂利であり、様々な色の玉砂利が存在します。
代表的なものは白玉砂利・黒玉砂利・青玉砂利・赤玉砂利です。
白玉砂利は白い石灰岩を砕いて角を丸く加工した玉砂利です。丸みある白玉のような雰囲気なので、洋風の庭にも和風の庭にもどちらにも使えることができる勝手の良さがあります。デメリットは、色が白いので汚れが付着すると目立ってしまうことです。
黒玉砂利は、黒くシックな感じにしたい際に採用します。
和モダンの庭に非常に合います。
青玉砂利は、緑がかった青色をしている砂利であり、神秘的な色合いをしています。庭に敷くことで落ち着いた雰囲気を発揮し、豪華さを与えてくれます。砂利を敷くと暗くなると思う方は、青玉砂利を敷くことで砂利のオシャレさと落ち着きを与えることができます。
赤玉砂利は、赤褐色のレトロな風合いのジャリです。レンガに似たような色をしているので、レンガと良く調和します。そのため、洋風の庭に使われる事が多い砂利です。
④五色砂利
五色砂利は文字通り、赤、白、緑などの5色の色の砂利が混ざった砂利です。
5色の色の砂利が混ざっているのですが、遠くからみると5色以上の色合いに見えるのが大きな特徴です。
雨に濡れると色が濃くなるので、天候により様々な色合いを楽しむことができます。そのまま敷いてもおしゃれですが、石張りの隙間に埋めるなどの応用をすることで、アクセントにもなるマルチな砂利です。
五色砂利はどちらかというと和風の庭との相性が大変よく、和風の庭石の周りや和風な植栽周りにポイントとして使うなどの応用もできます。
五色混ざっている砂利ですが、派手すぎず地味過ぎない部分が丁度良い感じです。
⑤那智黒石
碁石の黒石として使われていることで有名な砂利であり、庭に敷く石として大変人気があります。乾いている時の色はグレーですが、雨に濡れることで艶のある黒色になります。和の雰囲気を醸し出す砂利なので、和風の庭におすすめです。
⑥伊勢砂利
伊勢砂利は庭に敷く石の定番として、親しまれている砂利です。三重県で産出された砂利であり、茶色というかベージュというか錆びたような色がまじりあっている砂利です。
多孔質なので水はけが大変よく、庭に敷きやすい大きな特徴があります。そのため、昔から多く使われてきた砂利でもあります。
様々な色合いが混じっている砂利なので、汚れが目立ちにくい部分も大きな特徴といえます。和風の庭に適した砂利です。
⑦コッツウォルド
コッツウォルドは、イギリス産のイエローがかった綺麗な砂利です。乾いている時は白っぽいベージュ色をしており、水にぬれると濃い色合いのベージュとなります。
洋風な庭に敷く砂利としても人気がありますが、花壇やプランターなどにアクセントとして加えることもある、マルチな砂利です。
⑧茶色砕石
茶色の砕石は、錆系や茶系の色合いのアンティーク調のシックな雰囲気を醸し出す砂利です。天然石独特の自然な風合いを持っており、落ち着いた庭に仕上げてくれます。
雑木風ガーデンにもイングリッシュガーデンにもよく合い、植物の鮮やかさを演出してくれます。
砂利の大きさ次第では駐車場に使用することも可能です。
⑨グリーン砂利
グリーン砂利は薄い緑の砂利で、大理石を砕いた砂利です。地中海風のような優しく明るい雰囲気のグリーン色が特徴であり、タイルやレンガとも非常に相性が良いです。
グリーンの他にピンクやイエロー、ブルーなど、様々な色合いがあります。
整地・砂利敷き工事にかかる費用や相場について
整地や砂利敷き工事を検討している方は、費用がどれ位かかるのか気になると思います。整地や砂利敷き工事の費用や相場について、以下にご紹介いたします。
整地工事
整地工事には、基本的には重機代や土の運搬費と作業における人件費が工事費の総額となります。
それぞれの整地方法において詳しく見ていきましょう。
①粗仕上げ(粗整地)
特別何か撤去や処分作業などが無い場合は、面積にもよりますが重機回送費等別途で1㎡あたり500~1,000円程度で行うことができます。
庭の木の伐採や抜根、雑草がひどく生えており処理が必要な場合は、1㎡あたり500~5,000円程度となります。
もちろん、大木だらけの遊休地や竹やぶ等の場合はもっとかかりますが・・・。
②砂利整地(砕石舗装/真砂土舗装)
砂利敷きと転圧工事を含めて、1㎡あたり2,000~5,000円程度が相場となります。ただし、砂利を敷く厚みや地盤の状態により、単価は異なります。
③防草シート仕上げ
防草シート仕上げは、地面の土の上に敷くことで雑草が生えるのを防ぐことができます。
1㎡あたり1,500~3,000円程度で施工が可能です。
なお、草がすでに生えている場合の下地処理は別途となります。
除草剤と違い、防草シートは高い防草効果を発揮するので、おすすめです。
④コンクリート・アスファルト舗装
工事をする平米数によりますが、一般的に3,000~15,000円程度で工事が可能です。
ただし、狭い面積での工事の場合は、一式30,000~100,000円などの費用となる場合があります。
砂利敷き
砂利敷きには様々な砂利の種類があり、好みの砂利の工事がいくらかかるのか気になる方もいると思います。なお、砂利敷きの費用の相場は、以下の内容となります。
①砕石
厚み4~5センチの砂利敷きで、1㎡あたり2,000~5,000円程度となります。砕石には様々な大きさがあり、どれを選ぶかによっても㎡当たりの単価は変わります。
②普通砂利
厚み4~5センチの砂利敷きで、1㎡あたり3,000~6,000円程度となります。
地域によって砂利の種類が違いますし、もっというと、現場の距離によっても値段は変わります。
③玉砂利
厚み4~5センチの白玉砂利の敷き込みで、1㎡あたり5,000~8,000円程度となります。
白玉砂利には様々な大きさがあり、どの大きさを選ぶかによっても1㎡当たりの単価は変わります。
④五色砂利
厚み4~5センチの五色砂利の敷き込みで、1㎡あたり3,000~6,000円程度です。
五色砂利も様々な大きさがあり、どの程度の大きさを選んで敷き込むかによって1㎡当たりの単価は変わります。
⑤那智黒石
那智黒石は多少高価な砂利の分類です。
厚み4~5センチの那智黒石の敷き込みで、1㎡あたり8,000~12,000円程度です。
同じ現場でも道路面の庭に敷くのか、裏庭に敷くのかにより工事費が変わります。
⑥伊勢砂利
厚み4~5センチの伊勢砂利の敷き込みで、1㎡あたり5,000~8,000円程度です。伊勢砂利にも様々な大きさがあり、どの程度の大きさを選ぶかによって1㎡当たりの単価は変わります。
⑦コッツウォルド
厚み4~5センチのコッツウォルドの敷き込みで、1㎡あたり8,000~12,000円程度です。
コッツウォルドにも様々な大きさがあり、どの程度の大きさを選ぶかによって1㎡当たりの単価は変わります。
⑧茶色砕石
厚み4~5センチの茶色砕石の敷き込みで、1㎡あたり2,000~5,000円程度です。
ダンプ車で搬入できるのか否かなど、現場への配送方法により料金が変わります。
⑨グリーン砂利
厚み4~5センチのグリーン砂利の敷き込みで、1㎡あたり8,000~12,000円程度です。
整地や砂利敷きの相場と費用のまとめ
整地・砂利敷きの種類 | 規格 | 単価 | |
---|---|---|---|
1.整地工事 | ①粗仕上げ(粗整地) | 1㎡あたり | 500~1,000円程度 伐採や抜根が多い場合500~5,000円程度 |
②砂利整地(砕石舗装/真砂土舗装) | 1㎡あたり | 2,000~5,000円程度 | |
③防草仕上げ | 1㎡あたり | 1,500~3,000円程度 | |
2.砂利敷き | ①砕石 | 1㎡あたり | 2,000~5,000円程度 |
②普通砂利 | 1㎡あたり | 3,000~6,000円程度 | |
③玉砂利 | 1㎡あたり | 5,000~8,000円程度 | |
④五色砂利 | 1㎡あたり | 3,000~6,000円程度 | |
⑤那智黒石 | 1㎡あたり | 8,000~12,000円程度 | |
⑥伊勢砂利 | 1㎡あたり | 5,000~8,000円程度 | |
⑦コッツウォルド | 1㎡あたり | 8,000~12,000円程度 | |
⑧茶色砕石 | 1㎡あたり | 2,000~5,000円程度 | |
⑨グリーン砂利 | 1㎡あたり | 8,000~12,000円程度 |
整地・砂利敷き工事を業者に依頼するときの注意点について
整地や砂利敷きを行う場合、業者に依頼するときにはいくつかの注意点があります。それらを把握しておくことで後悔のない整地や砂利敷きとなりますので、把握した上で工事を計画して進めるようにしましょう。
整地や砂利敷き工事を業者に依頼する際の注意点を、以下にご紹介いたします。
地盤の状態を確認した上で工事を計画して見積もりを行う業者に依頼する
整地や砂利敷きは、地盤の状態を確認した上で、整地等を行う目的をしっかり定め、工事の内容を決めて実施し、何年経っても使いやすい状態とすることが非常に大きなポイントとなります。
業者に整地や砂利敷きをお願いする際は、現在の地盤の状態をきちんと確認して検討してくれる業者に工事をお願いしましょう。中には、現地の地盤を見ずに図面だけを見て、面積に単価を掛けて見積書を作ってお客様に提示する業者もいます。
地盤の状態も把握していないのに、整地や砂利敷きの適切な見積書は作ることはできません。現地を見ずに見積もりだけを持ってくる業者には気を付けましょう。後から追加工事で請求されないためにも必要です。
お客様の話にきちんと耳を傾ける業者に依頼する
整地や砂利敷きは、お客様がこれから住む敷地、または使用する土地の工事です。そのため、業者はお客様の目的を100%理解して見積書に表さないといけません。
業者には色んな業者がおり、お客様の話にあまり耳を傾けず、自分が今までやってきた良かったと思う工事の仕方を押し付ける業者もいます。
良かった工事は悪いことではありませんが、お客様の希望に添わない工事であれば無理強いをしていることになります。
お客様の声に耳を傾けて見積書を作って工事を進める業者は、自分の家の整地や砂利敷きをするような丁寧さと積極さで対応してくれます。
整地・砂利敷き工事費用を抑えるポイント
整地や砂利敷きを行おうと業者から見積もりを取ると、想像以上に費用が高く驚くことがあります。そこで、整地や砂利敷きの際に費用を抑えるポイントを、以下にご紹介いたします。
整地の工事費用を抑える2つのポイント
整地の工事費用を抑えるポイントは、以下の2つが挙げられます。
最低限の整地方法を行う
整地には様々な工事の仕方があり、費用を掛けて丁寧に行うことで綺麗な整地となります。
しかし、手間をかける整地には、多くの費用がかかってしまいます。少ない費用で整地を行いたい場合は、最低限の整地で見積もりをお願いしましょう。
後にお金に余裕が出てきた時に理想の整地を行っても遅くありません。
整地は広い面積に対して行うことがほとんどですので、見積書を出してもらうと意外と高く驚く場合があります。予定した費用に見合わない場合は、とりあえず最低限の整地をお願いしましょう。
自分でできることは事前にやっておく
整地の場合、石やがれきなど不要な物が落ちている場合、自分で取り除くことで整地費用を安価に抑えることができます。
全て業者に頼めば手間がかからず楽ですが、その分処分費や運搬費などの費用が割高になってしまいます。出来る範囲で良いので自分である程度不要物を拾って綺麗にしておくと、整地する手間が少ないと業者が判断して安い見積もりとなる場合があります。
砂利敷きの工事費用を抑える4つのポイント
砂利敷きの工事費用を抑えるポイントは、以下の4つが挙げられます。
他人に見える部分のみ高価な砂利を敷く
砂利の値段はピンキリであり、珍しいものであればあるほど高価となってしまいます。
高くて良い見た目の砂利を敷きたい場合は見積金額は高くなってしまうので、見積書を見て驚く方も少なくありません。
その場合は、他人に見える道路沿いや玄関沿いなどのみに高価な砂利を敷き、その他の他人の目に付きにくい部分には安価な砂利を敷くと、安い工事金額となります。
どの範囲で高価な砂利を敷くと見栄えが良くなるのかは、業者に相談することで図面に記載して説明してくれます。
最低限の広さしか砂利を敷かない
砂利を敷く面積は、広ければ広いほど砂利の量が必要なため、砂利代に加え、敷き均す人件費も高くかかってしまいます。そのため、費用を抑えたい場合は最低限の広さのみ砂利を敷くと良いでしょう。
後に費用に余裕ができたら、他の敷きたい部分にも敷くように考えることも、1つの方法といえます。
最低ランクの砂利を選ぶ
砂利敷き工事で費用を安く抑えるために1番手っ取り早い考え方は、砂利の種類を1番安価な物にすることです。
1番安価なものは見た目があまり良くなく理想とは違うと思うかもしれません。しかし、砂利としての役割は担ってくれるので、使っていくうちに意外と満足するものです。
砂利敷きの厚みをギリギリまで薄くする
砂利敷きの厚みは、一般的に4~5センチ程度です。
砂利敷きの費用を安く済ませたい場合は、砂利敷きの厚みを薄くすることで砂利の量が少なくなるので、安価な費用での工事となります。
ただし、どの程度まで薄くできるのかは採用する砂利により異なるので、業者に相談をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
整地や砂利敷き工事というのは、このように様々な種類があることがわかると思います。様々な選択肢がありますので、目的に合った整地や砂利敷きを行いましょう。
土木や外構の専門の業者に工事を行ってもらうことで、お客様では想像がつかないアイディアを出してもらえます。整地や砂利敷きは庭の工事に詳しい業者にお願いをし、納得できる最高の整地や砂利敷きとしましょう。
ページ上部へ