アプローチ・階段
アプローチ・階段工事(玄関ポーチ)費用の目安や相場はどれくらい?種類と共に解説
玄関前のアプローチや階段(玄関ポーチ)は、デザイン性に富んだ工事をすることができる、かなりオリジナリティの高い外構工事の一つです。
当然、真っ先に目につく場所であり、毎日使う場所でもあるため、使い勝手も考慮してアプローチや階段(玄関ポーチ)を検討しなければなりません。
しかし、アプローチや階段の工事は様々な仕上げ工事の種類がありますので、色々と悩むでしょう。
そこで、アプローチ・階段工事の種類や費用の目安など、知っておくべき様々なポイントを詳しくご紹介いたします。
施工例①
施工例②
アプローチ・階段工事の種類
アプローチや階段工事は、様々な仕上げの種類があります。そもそもアプローチというのは、門から玄関までの短い道のりのことをいいます。階段は文字通り庭に作る階段であり、門から玄関までの道のりに作る階段をいいます。
アプローチと階段は、様々な作り方があります。様々な選択肢からご希望にピッタリのものを選んで、理想のアプローチや階段工事を造りましょう。どのようなアプローチや階段工事の種類があるのか、以下にご紹介いたします。
アプローチ
アプローチ工事は、以下の種類があります。
敷石(天然石(自然石))
玄関のアプローチに敷石(天然石(自然石))を敷き込むことにより、高級感あふれるアプローチとすることができます。特に大判サイズの天然石を敷くことで、力強さとダイナミックさを与えることができます。
敷石(天然石(自然石))は既製品とは違い、天然物ならではの模様の変化を表すことができる部分も、大きな魅力といえます。
コンクリート平板
コンクリート平板は、コンクリートで作った平たい板のことを言います。天然石(自然石)と比較すると安価であり、工業製品のため素材1つずつにバラつきがないので、統一感があるアプローチとすることができます。
豊富なバリエーションがあるので、好みのスタイルのコンクリート平板を使ったアプローチになります。
レンガ
レンガといえば赤みがある色合いであり、温かい雰囲気のアプローチとすることができます。
レンガは粘土に砂や石灰を混ぜて成型して焼き上げる物であり、同じレンガ素材で作っても焼きムラなどにより素材1つずつの雰囲気が異なり、他のアプローチ材にはない独特なイングリッシュガーデンな雰囲気が発揮されます。
並べ方をアレンジすることにより、個性的なアプローチを作ることもできます。
近年はレンガ風に作られたコンクリート製の物もあり、レンガとは違ったオシャレな雰囲気が発揮され、安価な部分も人気を得ています。洋風の雰囲気にも和風の雰囲気にも合うアプローチ材であり、どのような建物にもおすすめです。
インターロッキング
インターロッキングは公園や遊歩道などの公共施設に使われる事が多かった材料ですが、近年は一般家庭でも採用されるようになったアプローチ材料です。
一般的にレンガと同じ様なサイズのものを使うことが多く、細長い物や真四角の物など様々な大きさ形があります。
また、同じ素材でも並べ方を変えることにより、アプローチの雰囲気をガラっと変えることができます。
枕木
枕木をアプローチに用いることにより、ナチュラルな雰囲気とすることができます。天然木の枕木も防腐注入処理をしているので腐食するまで時間がかかり、都度メンテナンスを行うことで長く使い続けることができます。
ただし、天然木なのでどうしても少しずつ劣化してしまうことが難点であり、近年は軽量コンクリート製の擬木の枕木も注目されるようになりました。
コンクリート製なので腐食の心配なく使い続けることができます。擬木でもリアルな木目を表現しており、木の風合いを感じながら腐食の悩みが無い枕木となります。
枕木は和モダン的な雑木風の庭に適したアプローチですが、敷き方により洋風の庭にも良さをかもしだします。
タイル
タイルは、正方形や長方形など様々な形をしたものがあります。素材により滑りやすいものがあるので、雨が降った際に滑りにくい表面素材のタイルを選ぶことをおすすめします。
また、玄関の中に貼ったタイルと同じような色合いのタイルをアプローチに選ぶことにより、玄関とアプローチとの一体感が生まれてオシャレな雰囲気となります。
洗出し仕上げ
洗出し仕上げは、コンクリートに砂利を混ぜてコンクリートが硬化する前に水で洗い流して、砂利を露出させて仕上げます。
好きなスペースの大きさに作ることができるので、曲線など変わった形に作ることができることが大きなメリットです。
アプローチの中でも比較的安価に作れます。
樹脂舗装
樹脂舗装は、砂利を樹脂で固めたものであり、砂利が表面にあることによりザラザラとした表面になるので滑りにくいアプローチとなります。使う砂利の種類を変えることにより、色味や質感などに大きな差が出ます。
洗出し仕上げと同様に形が決まっていないものなので、曲線や斜めなど様々な形状に作ることができます。
コンクリート打ち
アプローチにコンクリートを流して固めることで、グレー色のオシャレな雰囲気のアプローチになります。他の施工方法と比較して手間がかからないので、安価な工事費で行うことができます。
目地を入れてみたりレンガやインターロッキングや石などを組み合わせることで、オシャレさが発揮されるコンクリートアプローチが出来上がります。
また、他の素材を埋めることにより、滑りにくいコンクリートアプローチにもなります。コンクリートを敷くことで平らなアプローチとなるので、将来足腰が悪くなっても使い勝手が良いアプローチとなります。
天然芝
アプローチに天然芝を使うことで、温かみがありマイナスイオンたっぷりとすることができます。天然芝は柔らかいので、お子さんが走り回って転んでも心配がありません。
緑がアプローチにあることにより、建物の印象がグッと明るく良くなります。ただし芝は成長するので、芝刈りなどのメンテナンスが必要となるのが難点といえます。
また、日当たりの良いアプローチではないと良く育たないので、アプローチの向きにより不向きとなる場合もあります。
人工芝
人工芝は、天然芝と似たような感じでポリエチレンやウレタンなどの合成樹脂で作った資材です。
人工芝には各種メーカーで種類があり、毛足の短い物から長い物や、見た目もよりリアルに見える人工芝など様々あります。
人工芝は偽物感があると思っている方も、現代の人工芝を見ると考え方が変わるかもしれません。
人工芝が天然芝に比べて良い部分といえば、1年を通して景観が変わらないことです。成長しないので、芝刈りの手入れも必要ありません。
砂利
アプローチに使う砂利が、形が綺麗で色が付いている種類を選ぶことができる「化粧砂利」という砂利を使うことが大半です。ベージュや中には薄いピンクや薄いグリーン色まであります。
防草シートと組み合わせることで、雑草を生えにくくさせる大きなメリットもあります。また、化粧砂利は歩くと音が鳴るので、防犯対策にもなります。
植栽
玄関アプローチをより自然な雰囲気にするために欠かせないものといえば、植物です。
アプローチの床に施工した石やコンクリートのような無機質な雰囲気を、緩和させる効果を発揮させます。
また、配置の仕方により目隠しや日よけ効果も発揮します。アプローチに植栽や花壇を並べることにより、家の前を通る人たちにも安らぎを与えることができます。
階段
玄関アプローチの階段には、以下のような種類やアイテムがあります。
タイルを貼る
玄関前を彩る階段には、タイルを選ばれる方が大半です。様々なタイルがあり、平物のタイルの他に凹凸が表面にあるタイルもあります。
大きさは小さいタイルの100角、200角や、定番の300角等の大きなタイルもあります。
レンガを使う
レンガを階段の床に使うことで、オシャレで洋風な雰囲気をかもしだします。階段の床の部分はコンクリートで蹴上げ(高さ)部分のみをレンガにすると、より個性的な階段となります。
手すりを設置する
玄関前の階段に手すりを付けることで、足腰が良くない方でも使いやすい階段になります。
階段の端に取り付けても良いですし、階段の中央にも取り付けることで両手で手すりにつかまりながら登り入りすることも可能です。
手すりの素材は熱伝導率が低いビニールなどにすることで、触れても冷たくなく快適な手すりとすることができます。
手すりの高さには定義がありますが、使う方が使いやすい高さが1番大事ですので、手すり設置の際には実際に使う方が立って掴んでみて良いと思う高さに設置することをおすすめします。
屋根を設置する
玄関前の階段に屋根が無い場合、駐車場や前面道路までタクシーに来てもらった場合、雨の日は傘をささないと濡れてしまいます。
毎回傘をさして出入りするとなると、小さいお子様がいたり多くの荷物がある場合は非常に不便です。玄関前の階段に屋根を付けることで、便利で安全な階段に変身します。
スロープを設置する
将来を考えて階段の横に設置してもらいたいアイテムといえば、スロープです。
年齢を増して足腰が弱くなってしまうと、階段の上り下りは非常にきつく大変な思いをするからです。また、赤ちゃんがいるご家庭の場合、階段ではベビーカーを上手く操ることができなく、事故が起きてしまうことも少なくありません。どの年代の方でもスロープはあって損が無いものですので、安心して暮らすためには検討すべきといえます。
アプローチ・階段工事にかかる費用や相場について
アプローチや階段工事にかかる費用や相場は、以下の内容となります。
ただし、広さや地盤などの違いにより費用や相場には差が発生します。
アプローチ・階段
アプローチ工事や階段工事にかかる費用は、以下の内容となります。
敷石(天然石(自然石))
乱張りや石張りなど、敷石に使う種類や大きさ、基礎の厚み、施工方法などにより、費用や相場は大きく異なります。石の値段というのは基本的に産出量と輸送費が大きく占めます。そのため、例えば日本産や中国産なのか、ヨーロッパ産や南米産なのかで大幅に料金が変わります。
日本産や中国産の石で一般的に工事費含み1㎡あたり15,000~35,000円程度、ヨーロッパ産や南米産で工事費含み、1㎡あたり30,000~60,000円程度施工が可能です。
日本産や中国産ではより和風的な意思が、ヨーロッパ産や南米産ではより洋風的な石が多いのが特徴です。
コンクリート平板
使うコンクリート平板の大きさやデザインにより、費用や相場は異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり8,000~15,000円程度かかります。
レンガ
選ぶレンガの大きさや素材、基礎の厚み、施工方法などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり12,000~30,000円程度かかります。
インターロッキング
使うインターロッキングの大きさや形、素材、施工の仕方により、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり12,000~25,000円程度で施工ができます。
枕木
枕木の太さや長さ、素材や施工の仕方などにより、費用や相場は大きくことなります。
一般的に天然の枕木で工事費含み、1㎡あたり15,000~25,000円程度で、コンクリート製の枕木で工事費含み、1㎡あたり20,000~30,000円程度で施工ができます。
タイル
選ぶタイルの大きさや素材、基礎の厚み、施工方法などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり20,000~40,000円程度で施工が可能です。
洗出し仕上げ
コンクリートやモルタルの厚みや使う砂利、施工方法などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり15,000~30,000円程度で施工が可能です。
樹脂舗装
樹脂舗装は、使う材料のグレードや施工方法により、費用は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり20,000~40,000円程度で施工ができます。
コンクリート打ち
コンクリート打ちは、下地の状態や使う砕石、施工方法、コンクリートの厚みなどにより費用は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたりの費用の目安や相場は8,000~20,000円程度となります。
狭いスペースでの施工の場合は、㎡あたりの計算ではなく一式計算となる場合があり、その場合は一式50,000~100,000円程度となる場合もあります。
天然芝
採用する芝の種類や施工方法、庭の地面の土の状態などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり2,000~5,000円程度で施工が可能です。
よく、天然芝の場合、雑草対策として防草シートを下地に敷くことはできるのか?と聞かれます。
物理的にはできますが、それは意味がありません。防草シートは土を遮断するために使用するのですが、天然芝も土が必要なので、防草シートを敷いてしまったら天然芝も枯れてしまうからです。
人工芝
選ぶ人口芝の品質や芝丈の長さ、耐久性、庭の地面の状態、施工方法などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり6,000~15,000円程度で施工が可能です。(おおよそ、天然芝の3~4倍の費用がかかります。)
人工芝の下地に防草シートを敷く場合は、さらに1㎡あたり1,000~3,000円ほどかかります。
砂利
こちらも敷石と同じく、産地に結構依存し、使う砂利の種類や石の大きさ、下地の有無などにより、費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり3,000~8,000円程度で施工が可能です。
防草対策をする場合は防草シートを敷くことが必要となり、その場合1㎡あたり1,000~3,000円程度別途必要となります。
植栽
アプローチ周りを華やかにするために行う植栽の工事は、花壇の広さや植える植物の種類や本数などにより、費用は大きくことなります。
一般的に植栽工事費用は、工事費含み、1軒あたりの平均費用が60,000~120,000円程度となります。(一軒家全体の植栽工事は、外構工事費用の5~10%が相場です)
階段(その他)
その他の階段工事の費用の目安や相場は、以下の内容となります。
手すりを設置する
手すりの設置は、手すりの素材や大きさ、施工方法などにより費用や相場は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1mあたり20,000~100,000円程度で施工が可能です。
屋根を設置する
商品の種類や屋根の長さ、素材、地盤により、費用の相場は大きくことなります。
一般的に工事費含み、1箇所あたり100,000~300,000円ほどで設置することが可能です。
スロープを設置する
スロープは、長さや立ち上がり、手すりの有無、平面部分の素材や仕上げなどにより、費用は大きく異なります。
一般的に工事費含み、1㎡あたり10,000~20,000円程度で設置が可能です。
アプローチ・階段の工事費目安まとめ
アプローチ・階段の種類 | 規格 | 単価 |
---|---|---|
敷石(天然石)日本産・中国産 | 1㎡あたり | 15,000~35,000円程度 |
敷石(天然石)ヨーロッパ産・南米産 | 1㎡あたり | 30,000~60,000円程度 |
コンクリート平板 | 1㎡あたり | 8,000~15,000円程度 |
レンガ | 1㎡あたり | 12,000~30,000円程度 |
インターロッキング | 1㎡あたり | 12,000~25,000円程度 |
枕木(天然) | 1㎡あたり | 15,000~25,000円程度 |
枕木(コンクリート製) | 1㎡あたり | 20,000~30,000円程度 |
タイル | 1㎡あたり | 20,000~40,000円程度 |
洗出し仕上げ | 1㎡あたり | 15,000~30,000円程度 |
樹脂舗装 | 1㎡あたり | 20,000~40,000円程度 |
コンクリート打ち | 1㎡あたり | 8,000~20,000円程度 |
天然芝 | 1㎡あたり | 2,000~5,000円程度 |
人工芝 | 1㎡あたり | 6,000~15,000円程度 |
砂利 | 1㎡あたり | 3,000~8,000円程度 |
防草シート | 1㎡あたり | 1,000~3,000円程度 |
植栽 | 1軒あたり | 60,000~120,000円程度 |
手すり設置 | 1㎡あたり | 20,000~100,000円程度 |
屋根設置 | 1㎡あたり | 100,000~300,000円程度 |
スロープ設置 | 1㎡あたり | 10,000~20,000円程度 |
アプローチ・階段工事を業者に依頼する時の注意点について
アプローチや階段工事を業者に依頼する際には、いくつかあらかじめ把握してほしい注意点があります。把握しておくことで失敗しない工事とすることができるので、覚えておきましょう。
アプローチ・階段工事を業者に依頼する際の注意点を、以下にご紹介いたします。
アプローチ・階段工事に特化している業者に工事を依頼する
アプローチや玄関前の階段の工事というのは、外構、つまり外回りの工事です。
そのため、家を建ててくれた工務店やハウスメーかーでも施工は可能ですが、外回りの知識は乏しく外構業者に外注して工事をやらせるので、そこにマージンが発生して高くなってしまいます。
また、仕上げの種類が多々あるアプローチや玄関前階段工事に詳しくないので、要望を言っても上手く話しが通らないことがあります。アプローチや玄関前階段の工事は、専門の業者に依頼することで安価に作ることができ理想のものを手に入れることができます。
基本的には外構専門店に依頼すれば間違いはありませんが、例えば、手すりだけを付けるだとか、屋根だけを付けたいだとかにより、多少専門業者が変わります。
話を親身に聞いてくれる業者に依頼する
話を親身に聞いてくれる業者は、お客様が想像をする以上の理想の工事を行います。知識があるため、お客様の要望を踏まえて提案ができるからです。
そのため、話をして親身に聞いてくれる業者を選んで依頼しましょう。お客様の話を話半分に聞く業者も多く、確かに提案はできるかもしれませんが、業者側自身がやりたい工事、中には資材が会社に余っている在庫を使いたい工事を提案する場合があります。
他にも自分はプロなのだから言うとおりに工事を行えばよい、と思う業者もいるようですが、それではお客さまが理想とする工事にはなりません。親身に話を聞かない業者には、工事を絶対に依頼してはいけません。
細かい見積書を作らない業者には工事を依頼しない
通常工事を受ける際、業者は細かくお客様に伝わりやすい内容で見積書を作成します。
その理由は、お客様は工事の見積書を観ることに慣れていないので、わかりやすく記載して伝えて、お客様が納得した上で契約をして工事を行うことが正しい流れだからです。
しかし、アプローチや玄関前の階段工事というのは『掘削・残土処分・砕石基礎・下地コンクリート・仕上げ材・仕上げ工事』と多岐にわたる工事内容で、他のエクステリアの工事と比べるとわかりにくい内容のせいか、適当に見積書を作る業者も少なくありません。
何でも一式の書き方で簡略した見積書しか出さない業者は、いざ工事が始まってしまうと『それは見積りには含まれていないので別料金』などと言われてしまう場合もあります。
反対に、見積書に細かく記載している業者は、後から料金追加ということはないでしょう。
つまりそれは、お客様の立場に立って工事を行おうとしている業者という証拠となります。
アプローチ・階段工事を抑える3つのポイント
アプローチ・階段工事を抑えて工事を進めるためには、いくつか把握してほしいポイントがあります。どのようなポイントを把握して進めていくべきなのか、以下の3つをご紹介いたします。
アプローチは滑りにくい物を採用する
アプローチは常に外出する場合に通る場所です。それは雨の日もそうでしょう。
そのため、アプローチの工事を行う際には、滑りにくい素材を採用することを前提に材料を選ぶことをお勧めいたします。
どうしても滑りやすい材料を採用したい場合は、デザインや施工を工夫することにより滑りにくくさせることも可能ですので、業者に相談をしましょう。
階段は適切なサイズとする
階段新設工事は一から作るので、自分の好きなサイズの階段を作ることができます。階段の足を載せる部分である踏面(ふみづら)と階段1段の高さである蹴上げ(けあげ)は、自分たちが登りやすいサイズを設定して作ってもらいましょう。
一般的には15cmの蹴上げが目安ですので、それ以上に20cmだと子供はもちろん、大人でも登りにくく、反対に5cmなど蹴上げの段差が少なすぎても歩きづらい段差になってしまうでしょう。
将来を考えたアプローチ・階段とする
年齢を増してからの住まいの使い勝手というのは室内ばかりを気にする傾向がありますが、外構であるアプローチや階段も使いやすくないと出入りが厳しくなってしまいます。
見た目や恰好からアプローチや階段を作りたくなってしまうものですが、将来的に使いやすい部分も踏まえて造るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アプローチや階段工事は、様々な仕上げの種類があることがわかると思います。ご自分の理想がどのような工事内容なのかを時間を掛けて考えて、最高のものを造り上げましょう。
外構専門業者であれば何でも細かい部分まで相談に乗ってくれますので、わからない部分や不安な部分は聞いてみると良いでしょう。
細部まで検討をして、自分たちが思う理想の最高のアプローチや階段を造り、使いやすく住みやすい住まいとしましょう。
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