工事の流れについて
住宅の場合はどの会社にお願いしても⼀連の流れがおおよそ同じだと思いますので、イメージしやすいと思いますが、エクステリアの場合は「何をするか」によって⼯事の時間や進め⽅が変わってきたりもします。
とあるエクステリア⼯事の
⼯程をご紹介!
ブロック‧フェンス新設、カーポート新設、お庭に植栽、建物周囲砂利敷きの案件です。
※施⼯の⼿順は現場の状況‧プランによって変わる場合があります。
まずは…⼟を掘ります!
重機を使⽤して掘ります。⽔道やガス管に注意して⾏いますよ!この時に不要になる庭木・低木などあれば掘り取りや撤去も同時に。
大量の土が積み上げられています。遊んで土が崩れたりしたらとっても危険!絶対に遊ばないでね!さて、なんの為に掘っているかわかりますか?答えは②に‧‧‧
次に、ブロックを積みましょう。
答えはブロックの為でした!掘った部分に、ベースコンクリートと呼ばれる基礎を作ります。基礎のサイズは、その上に積むブロックの厚みや高さ、かかる土圧に合わせて変えます。
⽔平を⾒ながら積み上げていきます。ブロックの中には、縦横に鉄筋がしっかり入っています。お隣の方が高いかな?道路が低いかな?しっかり計算して必要な高さと仕様を決めます。
化粧ブロック、普通ブロック、CP擁壁ブロック・・・ぜひお気軽にご相談を。さあ!天端と⽬地をこめて完成!おっと、フェンス⽤の⽳は開けておきます。
次は…⼟間打ち、の前に、
カーポートの柱を⽴て込みます
しっかり基礎コンクリートで固定しています。ここでカーポート完成までしてしまうことも多いです。カーポートの大きさ、その後の仕上げが土間かどうかによって、基礎の大きさが変わります!
さて、晴れた⽇を狙って、
⼟間打ちです。
下地となる砕⽯基礎です。型枠も組めました。型枠はコンクリートが固まるまで、流れていかないように止める為の枠です。
⼤事な鉄筋ワイヤーメッシュです。施⼯しながら引き上げます。ワイヤーメッシュ(鉄筋)が入ることで、車が乗っても耐えられる強度になります。ポイントは鉄筋をしっかりコンクリートの内部に入れることです。
夏場と冬場では固まる時間が違うから、時間との勝負です。丁寧に、素早く!そのため、今回は⽣コン⾞に来てもらいました!仕上げに刷⽑引きをして完成!
それでは、カーポートの仕上げと、
フェンスを⽴てましょう。
カーポートの⾻組みとポリカ屋根です。アルミを組んで、中にポリカ板の屋根を組み込んでいきます。この屋根が霜や汚れ、熱から車を守ってくれます。折板屋根のカーポートもありますよ!
フェンスは柱を⽴ててから本体を吊りこみます。高さのあるフェンスを立てたい時は、ブロック上に施工できないこともあるので、注意しましょう。
残りはお庭、いよいよ
植栽が⼊ります。
まずは植栽を植える位置を決めて、根鉢を掘り、しっかり⽔極めします。たっぷりの水が淵から溢れるぎりぎりまで入れます。この作業は根っこの間隅々まで土を入り込ませる、大事なポイントです!
次に防草シートの施⼯です。端から隙間なく合わせていきます。防草シート同士の重ねも、草を防ぐのにとても重要です。シートの厚みや商品によって防げる雑草が違うので選ぶ時に要注意!
庭⽊の部分は丸く切り抜きました。ハサミで切れるシートが多いです。後から植栽を追加したい時も、ハサミで切り抜いてください。最後にピンでシートを固定しましょう!
最後の仕上げ、砂利を⼊れます。
狭い場所は⼀輪⾞や⼈の⼿で運搬します。防草シートの上に砂利を入れないと、紫外線でシートが劣化するので、できるだけ砂利を入れましょう。サイズや種類がたくさんあります!
雨水マスや汚水マス、飛び石やアプローチのある場所は、形状に合わせて防草シートをカットしながら敷いています。
砂利を隅々まできれいに敷き均したら、お庭全体が引き締まりました!
ステキなお庭の完成です!
smileエクステリアでは
⼯程表をお客様にお渡ししています
⼯程表とは⼯事の開始から終わりまでのそれぞれの作業をスケジュール化した表の事です。
この⼯程表をお渡しする意図としては、お客様とご契約させて頂いた⼯事を計画的に進めていくにあたっての責任を⽰すことと、お客様に何の⼯事がいつ終わるのかを可視化することで安⼼感を持っていただくことが⽬的です。
新築の全体外構をお受けする場合は⼯事期間が⻑くなってしまうため、週に1⽇お休みを頂いて進めていくのですが、⼯程表があることでお客様に「なんで今⽇は⼯事をしないの?」といった⼼配もなくなるんじゃないかと思います。
※お渡しする⼯程表は、全⽇晴天だった場合の内容となります。天候不良によって各⼯程が前後したり、全体のスケジュールが変わる場合もございますので、⽬安として捉えて頂けますと幸いです。